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デスノートと明細書

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今更だがデスノート(漫画)を読んでみた。
今更だがHEROSシーズン1(ドラマ)を見た。
双方ともとても面白かった。
双方とも超常的な要素がストーリーのキーになっている。
僕は元来超常的な話が好きではなく、この類の小説やら映画は避けてきた。
でも双方ともとても面白かった。
双方とも伏線があちこちにちりばめられており、それらが繋がっていく様が秀逸であった。
とてもよく練られたストーリーだなとたびたび感心した。
ストーリーを考えた人はとっても頭がいいと思う。
多数の伏線を予め仕込んでおき、
後に伏線を使って次々に読者の想像を超えるストーリーを展開していく。
これってとてもスゴイ能力だ。
予め相当に考えられた伏線とその種明かしで読者を惹きつける。。。。
これって特許明細書にも使えるのでは?
特許明細書は発明の解説書であり、ロジカルな文章であることが極めて重要である。
しかし、公開されている特許明細書を読んでみると、
スカッと理解できる特許明細書もあれば理解しがたい特許明細書もある。
ロジックの質が同じであるならば、どう考えても前者の方が特許明細書としての品質が高い。
で、スカッと理解できる特許明細書はストーリー展開が練られているように思う。
単に請求項の内容を解説するのみではなく、
従来技術、課題の捉え方、解決手段、実施形態の説明法、それぞれが予めよく練られている。
特に実施形態には伏線の仕込みが使えるように思う。
例えば、情報系の発明では、
前提となるハードウェアと予め用意しておくデータのセットをきちんと説明しないと
発明の核としてのCPUの動作を明快に説明することができない。
前提がはっきりしており、その前提をふまえて
CPUの動作を説明すれば理解容易になることが多い。
つまり、前提の説明が伏線となり、CPUの動作が種明かし的に説明されていれば
読者がすんなりと理解できるのではないか?
ストーリー展開を予め考えることなんて当たり前のことである。
でも一回立ち止まって考えてみるときっと何か得られることがあるはずだ。
今一度自らの執筆内容を再考してみることにしよう。


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