今年の夏は節電。
私が通勤に利用している電車も1車両につき3本か4本蛍光灯を間引いて節電している。社内冷房も温度を少し上げているらしい。毎夏、電車の冷房が寒いと思っている寒がりの私には、これはとても嬉しい。
家庭で使う電気はやはりエアコンと家電製品が大きいと思う。
自宅の、特に自室でのエアコン使用については、もともと毎年よほど暑くならない限り、または人が来ている時以外はつけないので良しとする。しかしテレビなどの家電製品については外出する際はいつもコンセント差しっぱなしの主電源つけっぱなし。いかんいかんと思いつつ、主電源つけっぱなし。が、今後は本格的に気をつけようとまず節電タップを購入した。テレビやオーディオのコンセントをタップにまとめて差し、外出前にパチパチと全て電源オフすることにした。慣れてみると意外となんてことない。しかもタップに刺さっている各コンセント毎のオレンジ色の電源ランプが消えるのを見ると、すっきりして涼しくなったような気がする。もっと良かったことは、帰宅して一度座ってしまうと今度は立ち上がってタップの電源を入れに行くことが面倒になり、テレビをつけなくなった。今まではとりあえずテレビをつけてしまって眺めてはあっという間に時間が経過していたので、時間も電気も節約できたことになり、これは収穫だと思う。
この空いた時間に、世間では、ちょうど断捨離というものがはやっているようだし、長年開かずの間になっていた自室のクローゼットの整理をしてみることにした。
このクロ-ゼットは2畳分位の広さで、衣類の他に、何が入っているのか分からないボックスなどがいくつも山になっている。クローゼット中使用しているのは衣類スペースのみで、他は見て見ぬふりをしていた。とりあえずボックス群を引きずり出し、開けて中を出してみると、出るわ出るわ今更使えないガラクタだらけ。過去に海外旅行に行った時に記念になるかと現地でもらってきた新聞や店のパンフレット、風化して破れた氷枕、一度も使ったことのない何かの景品のリュックサックや雑貨、古雑誌、ビデオテープ、カセットテープ・・・・全部捨てよう!と決心しても、仕分けていると、まだ捨てなくてもいいか・・・と一瞬ためらう物が出てきてしまう。そんな時は、友達が断捨離の講師(?)に言われたという「ときめかない物は捨てる」という格言を思い出してどんどんゴミ袋に入れていった。大体、今まで存在すら忘れていたのだから。
半日がかりで作業し、結局たった2畳分のクローゼットから出てきたゴミは、
・ゴミ袋(大)が5袋分
・紙、ダンボールなどの資源ゴミが車の後部シート一杯。
かなり骨は折れたけど、この作業のおかげでクローゼットの中はかなりすっきり、見やすく、物が取り出しやすくなった。ごちゃごちゃした場所が片づくと風通しが良くなったようでかなり気分がいい。気を良くして次は家中の別の収納スペースを断捨離しよう、と思いつつも作業中と作業後は暑くなってついエアコンを入れたくなってしまうので、節電のため冬へ持ち越しすることにします。