最近僕はWii Fitterである。
メタボが気になる年頃なので健康管理のためにWii Fitを買ってみた。
最初は体重/体組成計を買おうと思っていたのだが、
体重/体組成計よりもWii Fitの方が安かったのでWii Fitにした。
1ヶ月使ってみたが、とても良くできている。売れている商品ってやっぱり魅力的。
ゲームなんて時間の無駄じゃないの?と思ってはいるのだが、
Wii Fitの完成度が高いのでWiiの他のソフトやニンテンドーDSにも興味を持ってしまう。
任天堂さんの思うつぼです。
毎日の体重の推移を記録できたり、
家族の体調や記念日、容姿に気を遣わせたり、
より高負荷の運動を目指すように促されたり、、、Wii Fitには様々な工夫がある。
ちょっとした工夫かもしれないが働くオヤジを刺激するアイディアが満載である。
家で気軽に運動できるので継続しすいのも秀逸だ。
運動を続けて家族まとめて健康になれるかも。という気にさせる。
そして、本気で筋肉痛になる。
来年ぐらいには「メタボ?なにそれ?」と言えるオヤジになりたいところだ。
特許業界人としては、Wii Fitのようにプチ幸せを提供してくれる商品はすごく気になる。
一見したところWiiやバランスWiiボード(Wii Fitに使う器具)の要素技術に
バリバリの最先端技術は見あたらない。
しかし、その要素技術を組み合わせて新しい商品を創造し、とても魅力的な商品に仕上げている。
この過程では多数の発明が生まれただろうし、
非常に多くの技術が権利化可能だったのではないかと思う。
どういう出願戦略をとっているのか気になるなあ。
そして、任天堂株式会社の知財部の人、代理人はきっと楽しいんじゃないかなあ。
Wii、Wii Fit、ニンテンドーDSは任天堂株式会社の登録商標です。