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デジカメの価格に思うこと

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2年ぐらい使っているデジカメのフラッシュが点灯しなくなったため、新しいデジカメを注文しました。操作などが慣れた機種がいいとのことで、同じメーカーの新機種を購入しようかということになりました。
この新機種をネットショッピングで検索すると、2万円程度で買えるということが分かり、注文をしました。
それにしても2万円程度って安すぎるのではと感じます。今回の機種には今使っているデジカメが抱えていた問題を解決する改良が数多く盛り込まれているにもかかわらず、今回の機種が今使っているデジカメよりも1万円以上安いのがその理由です。
もちろん消費者としては、安くデジカメが買えることは喜ばしいのですが、このような価格でデジカメを販売してしまったらデジカメの製造・流通にかかわる人たちは幸せなのかと心配になってしまいます。特に新機種の製品化に心血を注いでみえるメーカーの技術者の方々が相応に報われているかどうかが心配になってしまいます。
過去にメーカーで製品開発をしていたことがあり、自分が開発に携わった製品の販売価格について不満を抱くことが何度かありました。
競争力のある価格を設定する必要があることも、単価が安くても大量に販売すれば開発コストは回収できるということも理解できるのですが、製品に注ぎ込まれた技術者の努力をもう少し尊重できんのかと思ったものでした。
自分が携わった特許出願が何らかの要因となって、お客さんが製品の価格を高く設定できるようなことがあるといいなあと思います。
そこまで行かないにしても、自分が携わった特許出願によって技術者の方々に出願報奨金が支給され、それにより技術者の方々の財布が潤えばいいなあと思います。


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