あけましておめでとうございます。
(先日の日記で同僚がおもいっきり「めでたくない」と書いていたが、
まあここは新年の挨拶ってことでとりあえずおめでとうございます。)
年の変わり目は自分たちを見つめ直すいい機会だと思う。
KPを取り巻く環境はどうなるのか?とか。
ここ数ヶ月で世界中の空気ががらっと変わってしまった。
09年はどの企業もキビシイ経営になりそうだ。
きっと不況の影響は特許業界にも出てくるだろうし
KPも世の中の荒波に揉まれるだろう。
KPの強みは何か?KPの弱点は何か?
自分たちの立ち位置をしっかり見極めて
今後訪れるであろう大きな変化に適応していく必要がありそうだ。
僕らの強み。
情報共有のためのインフラ
組織運営の透明性
優良顧客に恵まれている、、、、
いろいろとあるが
一番の強みは「人材力」のように思える。
幸いKPには真摯に仕事に向き合う人材が集まっている。
当然、組織内には相対的に経験が少ない人材がいて最初はとても苦労する。
でもコーチはどんな人に対しても非常に丁寧に説明を繰り返し、
高品質の仕事を納品できるようにフォローする。
他者の指導はコーチの当然の役目ではあるのだが、
実はコーチのモチベーションは役目云々とあまり関係がない。
コーチされる人材が真摯に仕事に向き合っているか否かが重要だ。
がんばっている人がいれば、がんばって助けたくなる。単純な話だ。
逆もまた然り。
コーチが真摯に仕事に向き合っているからこそ
コーチされる人は真剣にコーチの言葉に耳を傾けることができる。
ずいぶんとウェットな関係である。
でも、高品質のサービスを提供する組織になるためには
極めて重要な要素のように思える。
多くの事務所は高品質をウリにしている。
でも実際に高品質のサービスを組織全体で提供できる事務所は少ないだろう。
大半は、
所内の○○さんの仕事は高品質だが、
××さんの仕事はちょっとねえ。。。
と言う事務所なのではないか?
KPでは持ち前のウェットな関係のおかげで
高品質を指向しない人材は存在し得ない環境となっている。
この環境を維持することで中長期的には
「KP内の誰に頼んでも高品質」と言う状態を実現できるのではないかと思っている。
今後は品質、スピード、量、など何かしら突出した強みを持つ事務所が生き残っていくだろう。
僕らは顧客から品質で選ばれる組織であり続けたい。
鳥肌体験しました
特許業界人の醍醐味って色々あると思うが、
最もわかりやすい醍醐味はスゴイ発明に出会うってことだと思う。
日常の業務の大半は地味な発明に関連する業務であり
僕は地味な改善が日本の技術者の強みだと思ってたりもするのだが、
たまには「そりゃスゴイですね!」という発明に出会うことがある。
先日の打ち合わせではそんな発明に出会ってしまった。
打ち合わせ前に資料を見た時点でこりゃちょっと楽しそうだぞと思ったのだが、
打ち合わせ現場では何度も鳥肌が立つほど感動した。
その技術は今までなかった新しい製品に繋がるもので、
打ち合わせ時点で実際に触らせてもらえたし、今後の展開も期待される製品だった。
そしておそらく公知技術が少ないため、権利としても取り放題っぽい。
特許業界人的にも理想の展開だ。今後の展開も楽しみである。
仕事をしながら純粋に楽しいと思える人ってどのくらいいるのだろうか。
僕は幸いにして純粋に楽しいと思える場面が多いし、
楽しみながら仕事をしている業界人を何人か知っている。
もしかすると特許業界人には自らの仕事を天職と感じながら
仕事をしている人が比較的多いかもしれない。
Knowledge Partners はそんな人々の集まりであり続けたい。
先日サックスレッスンの生徒による発表会があった。
僕もアンサンブルで参加したのだが、へたくそのくせに結構楽しかった。
曲目は
「ペーパームーン」
「酒とバラの日々」
どれも同名の映画に使われていた曲で、サックスらしくスイングジャズっぽいアレンジがしてある。
へたくそはへたくそなりに演奏できればええやん、という雰囲気の中で演奏できたので
それほど緊張もせず楽しく吹ききることができた。
後で録音を聞いてみたら、、、、、やっぱりかなり下手である。
でも楽しかった。下手でも楽しいって言うのはどういうことだ?
他人の視線を浴びるというのはある種の快感なのだろうか?
発表会では先生の演奏も聞くことができた。めちゃかっこいい。さすが先生。
あんな風に演奏できたら楽しいだろうなあ。もっと練習しようという気になる。
発表会には結構大勢の大人が参加しており、とても良い雰囲気だ。
それぞれの人がそれぞれの思いで演奏する空間がとてもステキであった。
こういった意味のある空間を作り上げる主催企業もステキである。がんばってこの催しを続けてください。
先週金曜日は所員Cさんの歓迎会であった。
WIもDYさんもお酒好きだし事務員Aさんや所員Bさんを含めて
所員全員が美味しいものを食べることが好きなので機会があれば飲み会をする。
で、所員Cさんの入所を機会に歓迎会をした。
所員Cさんとゆっくり話をすることができたので
互いの人となりについて理解が深まってきた。
所員Cさんは、先日の日記でもわかるとおり、とても行動力がある。
そして彼のキャラは魅力的だし、話はとても面白い。
図抜けてる。今までの事務所になかった風をビュービュー吹かせてる。
きっと仕事でも持ち前の行動力で次々に壁を乗り越えていくのではないかと思う。
先週金曜日は比較的早めにスタートしたのでそのまま二次会となり、
なぜかウチで飲み直すことになった。
こんなかんじ。
うーん、酔っぱらいだ。まあでも楽しかった。
あ、ちなみに、本日21時から公開チャットします。
参加者がいるといいなあ。
公開チャット!
公正だ!
と自信をもって言える最大の理由は情報の事前公開である。
例えば、前回の日記で書いた人事評価制度で言えば、
給料決定までのプロセスは予め公開されている。
どのようなことをどのように評価して給料が決まるのか、
誰でもわかるように公開されているし、
ボーナス支給時になって「今期は業績が悪いから、、、」などと言い訳しつつ
よくわからない主観で支給額が決定されることもない。
顧客に貢献し、いい仕事をして生き甲斐を感じる人は沢山いると思う。
でも、働いた結果である給与の決定基準が不明瞭だと、
疑心暗鬼に陥って誰だって徐々にいい仕事をする意志が減退してしまうと思う。
だから僕たちは、全員が安心して働けるように
役員を含む総ての所員の給与決定法を事前に公開している。
顧客や組織に貢献することが仕事上の大きなモチベーションになっている方。
Knowledge Partners 特許業務法人にはあなたの居場所があります!
一週間、昼食にうどんを食べ続けてみた。
WiiFitでは体重変化を記録できるので、
条件によってどのように体重が変化するのか興味がわいてきた。
で、月曜~金曜まで毎日ひたすら昼食にうどんを食べた場合の体重変化を調べてみた。
条件は
朝食、夕食-通常通り
昼食-うどん(単品)
毎日30分間有酸素運動
帰宅後、夕食前、運動前に体重計測
結果は以下の通り。
9/1~9/5がうどん祭りウィークである。
但し、9/2は飲み会で、体重計測は食事後になってしまった。
グラフを見てみると微妙に減少傾向にあるように思える。と言うことは、もしかしたらうどんを食べ続けるとダイエットに効果ありかもしれない。
さらに興味がわいたので翌週はカロリー祭りにしてみた。
条件は、
朝食、夕食-通常通り
昼食-高カロリーおかずメインの定食(大盛上等)
毎日30分間有酸素運動
帰宅後、夕食前、運動前に体重計測
結果は以下の通り。
グラフを見てみると微妙に増加傾向にあるように思える。
ちなみにこの週は2度飲みに行ったので体重増はお酒に起因しているかもしれない。
傾向としてはわりとはっきりと把握できたような気がする。
昼食とはいえ高カロリー食は控えめにした方がよいかも。
いやまてよ。。。短期間のデータなのでたまたまこういう結果になっただけかもしれないし、
運動など他の要因によっても結果は大きく異なったはず。
そう言えば、カロリー週間では少し運動さぼったし。
他にも多くの要因について考えるべきだな。。。うーん、結局よくわからん。
詳細に分析すると結局よくわからないけれども、
正しいと思われる方向に進んで行かねばならないことって世の中に沢山ある。
Knowledge Partners 特許業務法人ネタで言うと人事評価(自分の評価も含む)とか。
人事評価はいろんな会社が色々と模索していると思う。
Knowledge Partners 特許業務法人でも毎年のように色々と模索している。
現行の評価制度では、多くの要素を含めて総合的に(適当に)評価するのではなく
一つ一つの項目について一つずつルールに従って評価している。
複雑になってしまっても多元的な要素を逐一評価した方がフェアだと思うので。
例えば、売上は大きな評価項目であるが、
同じ売上でも顧客による品質評価が高いほど高評価となるように評価項目を設定している。
売上以外の評価も重要である。
例えば、自らの知識を組織学習に結びつける行動をする人は
高評価となるように評価項目を設定している。
理想的には、各人の行為の結果、顧客や組織に対する貢献が”0”より大きくなるなら、
総ての貢献をプラスに評価したい。
組織の発展には複雑な要因があるがそれらを逐一プラスに評価することが
組織の発展に繋がると思えるから。
Knowledge Partners 特許業務法人では理想を追求して毎年のように議論を重ねているが、
実は、理想的な人事評価制度を構築することは不可能であるとも考えている。
一つ一つの貢献をプラスに評価することがフェアだと信じているものの、
その評価のウェイトなど、具体的な事項について全員が文句なく賛成するのは難しい。
だからといって制度作りがむなしいかというと、実はそうでもない。
Knowledge Partners 特許業務法人には、
文句なくフェアだと自信を持ってアピールできる大きな原則があるから。
この大原則とは、
(つづく)
自動ホームベーカリー装置をいただいたので早速作ってみた。
先週末だけでパン×2,うどん×1。
我が家の自動ホームベーカリー装置は、全自動でイースト投入、レーズン投入ができたり、
焼き色を変えられたり、、、至れり尽くせりである。
さらに、メロンパン等の各種パンシリーズのみならず、うどん、餅からパスタまでできちゃう。
深い。今まで知らなかったが自動ホームベーカリーワールドって深い。
キッチン家電でここまで自動化が進み、かつ、多彩な技を持つ家電って他にもあるのか?
今まで知らなかった深い世界に触れるのはとても刺激的である。
もっとアンテナ広げなきゃ。きっとまだまだ知らない世界があるはず。
で、味ですが、、、、
パンは、美味しかった。自分で作ったからという贔屓目もあると思うが、美味しかった。
一回目のパンは美味しかったが普通と言えば普通だった。
なので二回目のパンはバターを増やすなど少し工夫した。
その結果、二回目の方が少し美味しくなった(ような気がした)。
このようなちまちまとした工夫に伴ってレベルアップできるのが新鮮で楽しい。
全自動なので手間もかからず、いい趣味になる気がする。
うどんはあっという間に生地打ちが終了するのでとても手軽である。
できあがった生地をしばらく寝かし、麺棒で延ばして切ればすぐに湯がいて食べられる。
こちらも延ばして打ち粉ふって包丁で切って、、、という作業が新鮮で楽しい。
脳みその中の普段使わない部分が刺激される感じ。
味は、客観的にはマズかったかも。
でもマズイのは僕自身が延ばして切ったもの(へたくそ)だけで、
上手に延ばして切ったものは美味しかった。
僕は生地を折りたたんで切ったため湯がいたときにきちんとばらけず、
ほうとうライクになってしまった。なので、うどんとしてはマズイと言える。
それでも、
「ていうか、僕、ほうとう作りましたから。」
というスタンスならOKである。自分で作った効果でむしろ美味しく感じる。
ともかく、今は新鮮だからかとても楽しく作れて美味しく食べられる。
自動ホームベーカリー装置ってすごい。
この装置を開発した技術者の方。ステキです。サインください。
8/29は第2回練習日であった。
今回は、前回の反省をふまえ、コンピュータ演奏を加えて練習してみた。
Finale note padというフリーソフトで譜面を作成した。
僕らが練習しているヤマハ伏見には各部屋に伴奏君という自動演奏器が置いてあるので、
Finale note padのデータをMIDI変換してMIDIデータをフロッピーディスクに入れておけば
伴奏君で再生することができる。便利な世の中だなあ。
ちなみに、MIDIデータはipodで再生可能なデータに変換することも容易であるため、
伴奏君がなくてもipodさえあれば再生可能であり、家で伴奏付き練習が可能になった。
便利な世の中で助かります。
さて、練習は、、、、、第1回練習に比べると比較にならないぐらい合っているので
一応曲として流れていく。なので、ハモっているところはそれなりに心地よい。
で、第1回に引き続き今回も録音してみた。。。。
相変わらずヒドイです。かなり凹むぐらい。
Saxはリードを振動させて音を鳴らす構造であるため、
ある程度の量の息を吹き込まないと音が鳴らない。
前回あまりにもSaxの音が大きかったので今回は抑えて吹いていたのだが、
抑えて吹こうとすると音が鳴る最低限の息の量より少ない量で吹いてしまうことが頻発した。
このため、拍の頭で音が鳴らず、頭から「プー」と鳴るべきところで
「スー、プー」と鳴ってしまいとてもみっともない。
本来は、息の流れる速さと量を微妙に調整して音の大きさを制御しないといけないようだ。
前途多難。。。。。
ま、それはそれで逆に目標ができていいのだが、実は、こんなにヒドイ演奏なのに、
録音してみるまでそのヒドサがわかってなかった。これが少しショック。
もう少し良い感じで演奏できてると思ってしまっていたところがヤバイ。
人間って自分に甘いなあ。
人間は自分に甘いのでついつい自分の行為を自分で肯定しがちである。
遊びであれば別になんの問題もないが、仕事でこういう甘さが出てしまうと最悪である。
顧客に対しても、組織内の他のメンバーに対しても。
そこでKnowledge Partners 特許業務法人では、
常に全メンバーが自分の行為を客観的に評価することを心がけており、
その判断基準の一つに顧客の評価を取り入れている。
明細書評価シート
これは案件毎にその品質を評価していただくためのシートであり、
全メンバーの全納品案件について評価をいただいている。
当然、役員も含めて全メンバーが評価対象となる。
また、この評価は役員も含めた全メンバーの給与を査定するために最重要のパラメータとなっている。
自分を含めた全メンバーが自らを客観的に評価できれば、
将来Knowledge Partners 特許業務法人がとっても良い組織になっていると思う。
特許業界人のみなさん、
優れモノを見るとついついクレームを妄想してしまいませんか?
Saxはアドルフ・サックスさんの発明である。1846年に特許を取得したらしい。
現在のSaxの構造はその進化の最終形に近く、
アナログ楽器としてのSaxにこれ以上の大きな変化はないのではないかと思うが、
発明当時は試行錯誤の連続で日々研究され構造も少しずつ変動していったのではないかと思う。
「たった10本の指」で、「指のポジションを変えず」に、「2オクターブ半もの音域」で、
音を出せるようにする構造、、、結構苦労して考え出したのではないかと思われる。
初めてSaxに触れたときには結構感動した。
両手の指のポジション付近に数多くのキーを効率よく配置し、
狭いところに多数のワイヤーを架けて音程調整のための音孔を開閉させる仕組みになっている。
しかも、異なる指使いで鳴らせる音があって、運指が楽な方を選べるようになっていたり、
随所に工夫がちりばめられている。めちゃめちゃ多数の発明が詰まっている。
やるなあ、サックスさん。
で、こういう優れモノを見ると特許業界人の癖なのか、ついつい
「共鳴周波数を調整するための複数の穴を備える、、、、」
とかクレームを妄想してしまう。
エポックメイキングな香りのするモノだとさらに妄想が広がっていく。
「自分ならこういう権利をとるなあ、、、」とか。ヤバイだろうか?
特許業界人のみなさん、こういうことないですか?